原稿の作り方

シメケンプリントをご利用の際の原稿の作り方、塗り足し、背幅、画像モード、ファイル名などの注意事項について解説します。

原稿テンプレート

シメケンプリント用の原稿テンプレートをご利用いただけます。また、他社のテンプレートでも当社規定に従っていればそのままご利用できます。

原稿チェック

原稿に問題がないかスタッフが無料で確認いたします。ページが揃っていない場合や、ラフ原稿などでもその段階で問題がないか確認いたしますので、お気軽にご利用ください。

対応ファイル形式

  • pdf (Adobe Acrobat, Microsoft Word)
  • psd (Adobe Photoshop, CLIP STUDIO) ※レイヤーは統合してください
  • eps (Adobe Illusrator)
  • doc (Microsoft Word 2003)
  • tiff, png, jpg, bmp
※形式が混在しても大丈夫です(小説をpdf、イラストをpsd、とするなど)。

画像ファイルの解像度

推奨解像度:300dpi もしくは 600dpi
  • 推奨より大きい解像度でも入稿できますが、印刷の解像度は最大で600dpiとなります。
  • 推奨より小さい解像度でも入稿できますが、印刷品質は劣化することをご了承ください。
  • 推奨解像度と異なる場合、スクリーントーンなどの網点部分でモアレ(意図しない縞模様など)が発生する場合があります。

原稿サイズ・塗り足しについて

製本の際、見栄えをよくするために周囲を裁断いたします。そのため、切り落とされてもよい部分(「塗り足し」といいます)を設けてください。
塗り足し:3mm(3mm以上であれば可)
塗り足しの作成原稿
作成原稿
塗り足しの仕上がり
仕上がり
塗り足しの部分は印刷後に断ち切りされますが、塗り足し部分まで埋めておくことでページの端まできれいに印刷することができます。
塗り足しがない作成原稿
塗り足しがないと…
端が印刷されない仕上がり
端が印刷されない
塗り足しまで描かれていなかったり、原稿サイズが仕上がりサイズちょうどである場合、端まで印刷されないページが発生します。特にベタなどで埋めている場合、白い部分が残って見栄えが悪くなります。
塗り足しに文字がある作成原稿
文字を端に書くと…
文字が読めない仕上がり
読めない
文字やコマの枠線など、切り落とされてはいけない部分を端まで描かないようご注意ください。塗り足し部分より3mm以上内側に、余裕をもって描いた方が安全です。

同人誌の原稿サイズ

種類仕上がりサイズ[mm]塗り足しを含めたサイズ[mm]
A4 210×297 216×303
B5 182×257 188×263
A5 148×210 154×216
B6 128×182 134×188
A6 105×148 111×154
B5正方形 182×182 188×188
A5正方形 148×148 154×154
CD121×119.5 127×125.5

各種オンデマンド印刷の原稿サイズ

種類仕上がりサイズ[mm]塗り足しを含めたサイズ[mm]
名刺 91×5597×61
ポストカード 100×148106×154
ペーパー(A4) 210×297216×303
ペーパー(B5) 182×257188×263
ペーパー(A5) 148×210154×216
ポスター(A1ノビ)610×890616×896
ポスター(A2ノビ)440×610446×616
ポスター(A3ノビ)329×483335×489
ポスター(A3) 297×420303×426
ポスター(B4) 257×364263×370
ポスター(A4) 210×297216×303
  • 小説や4コマ漫画など、紙面の周囲が完全に空白であれば塗り足しは必要ありません(あってもなくても大丈夫です)。
  • 塗り足しを作成していない原稿を入稿した場合は、1:再入稿、2:当社で原稿を拡大して印刷、3:そのまま印刷(周囲に空白が発生することがある) のいずれかをお問い合わせさせていただく場合があります。

同人誌・冊子の表紙について

表1・表4 表2・表3
※上図は右綴じの場合です。左綴じでは表1と表4、表2と表3が反対になります。
おもて表紙を「表1」、その裏側を「表2」と呼びます。うら表紙は「表4」、その裏側が「表3」となります。
表紙原稿作成例
原稿作成例
表紙原稿仕上がり例
仕上がり例
同人誌・冊子の表紙は、表1・背表紙・表4を繋げて作成することが一般的です。これで背表紙部分を綺麗に仕上げることができます。
背表紙原稿がない
継ぎ目が目立ちます
背表紙がない場合
薄い本・中綴じ製本の場合
表1と表4が別々の原稿で背表紙原稿がない場合、背幅のあるくるみ製本では背表紙部分に継ぎ目ができてしまいます。中綴じ製本の場合や、継ぎ目部分が同じ色となっている場合は、別々の原稿で入稿しても問題ありません。
背表紙を白紙にする
背表紙を白紙にする
表4を背表紙まで印刷する
表4を背表紙まで印刷する
背表紙部分を空白としたり、表1・表4のいずれかを背表紙まで印刷することで対応できる場合もあります。ご希望の場合は入稿時のメッセージでご指示ください。

背幅(背表紙)の作成

ページ数が多い場合は本に厚みができますので背表紙を作る必要があります。背表紙の位置については製本時にずれる場合がありますので、文字などを入れる場合はギリギリに配置しないようにしてください。

背幅計算機

背幅 = mm

表紙原稿サイズ(表1・背表紙・表4を繋げてつくる原稿)

仕上がりサイズ表紙原稿の横幅[mm]表紙原稿の縦幅[mm]
A4 426+背幅303
B5 370+背幅263
A5 302+背幅216
B6 262+背幅188
A6 216+背幅154
B5正方形 370+背幅188
A5正方形 302+背幅154
CD 248+背幅125.5
例えば、白上質紙90kgで100ページの本を作成する場合は背幅が約6.2mmとなりますので、表紙をそのぶんだけ大きく作成します。

くるみ製本のとじしろ

とじしろ5mmの例
とじしろ5mm
とじしろ10mmの例
とじしろ10mm
とじしろ5mm(中綴じ)の例
とじしろ5mm(中綴じ)
くるみ製本では本の内側が読みにくくなるため、余白を開けておく必要があります(「とじしろ」と言います)。10mm程度の余白でぎりぎり読める程度となりますので、読みやすくするには20mm以上設けることを推奨します。
中綴じ製本の場合では内側まで開くことができるため、とじしろがなくても問題ありません。

画像モード

  • カラー原稿はCMYK、RGBのどちらでも入稿できます。CMYKでの入稿を推奨します。
  • RGB画像は当社でCMYK変換して印刷するため、色に違いが生じる可能性があります。
  • CMYK変換ツールで、印刷後のイメージをある程度確認できますので、ご活用ください。
  • モノクロ原稿は白黒2値、グレースケールのどちらでも入稿できます。

ファイル名の付け方

ファイル名はページ順がわかるようになっていれば厳密に決まりはありません。下記の例をご参考ください。ページ順がわからなかった場合はメールで確認させていただくことがあります。
表1~表4
h1.psd、h2.psd、h3.psd、h4.psd、または 表1.psd、表2.psd ...
表1(表紙)と表4(うら表紙)で一枚
h1h4.psd、表1表4.psd、表紙.psd
本文が1ページずつ
001.psd、002.psd ...(003から始まってもOK)
本文が1ファイル
honbun.pdf、本文.pdf
ファイル形式が異なる場合
001-020.pdf、021.psd、022-024.pdf

フォントについて

PDF、EPS、docファイルでは、ファイルにフォントを埋め込む処置を行うか、フォントのアウトライン化を行って入稿してください。これらの処置が行われていない場合、特殊なフォントなどで正確な印刷結果とならない場合があります。

Microsoft Wordでの原稿作成

Word2007以降のバージョンの場合

PDF形式に変換したデータをご入稿ください。Wordの「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」でPDF形式を選択することができます。その際、以下をご確認ください。
  • 最適化の項目は「標準(オンライン発行および印刷)」にチェック
  • オプションから「フォントの埋め込みが不可能な場合はテキストをビットマップに変換する」項目にチェック

Word2003以前のバージョンの場合

可能であればPDF変換ソフト等を使用してPDF形式に変換した上でご入稿ください。Wordファイル(doc)のままでもご入稿できますが、画像やレイアウト枠などを使用した場合、印刷結果が異なる場合があります。この場合は、こちらでPDF形式に変換した印刷イメージをご確認いただきます。

サイズについて

紙面の外側が空白である場合はお申し込みいただいたサイズで作成ください。紙面の端までレイアウトする場合は3mmの塗り足し部分を設けてください(四方に3mmですので、大きさは縦横6mm大きくなります)。

ファイルに埋め込む画像等について

ファイルに埋め込む画像は300dpi以上のものを使用し、圧縮はしないようご注意ください。

紙原稿での原稿作成

  • 白の無地の用紙か、市販の漫画原稿用紙等をご利用ください。用紙に凸凹や模様がある用紙はさけてください。
  • カラー原稿では、漫画原稿用紙などのガイド線が入った原稿は使用しないでください。ガイド線まで一緒に印刷されてしまいます。
  • 無地の用紙の場合は、トンボを記載して原稿の範囲を明示してください。
  • 仕上がりサイズよりも大きい紙を使用し、トンボを含めた実寸サイズで原稿を作成してください。当社での原稿の縮小・拡大も可能ですが、モアレ等が発生する原因となります。
  • セリフ、ノンブル等を貼り付ける場合やスクリーントーンを使用する場合は、輸送や取り込み作業で剥がれないよう、しっかりと貼り付けてください。
  • カラー原稿の場合、原稿の色合いの完全な再現は難しいです。蛍光色などの特殊な色は再現出来ません。