用紙の種類・製本方法などのご説明
用紙の種類や特徴、製本方法、各種オプションをご紹介します。
オンデマンド印刷について
シメケンプリントの通常メニューはすべてオンデマンド印刷による印刷となります。
オフセット印刷は印刷するための板(版)を作る必要があり、これにコストがかかります。印刷板を作れば安価で大量に印刷することができます。
オンデマンド印刷とは、版を作らずにレーザー方式やインクジェット方式などで印刷する方法で、少ない部数でも安価に印刷することができます。
用紙の特徴
※画像を押すと大きい画像で確認できます
紙の厚さについて
同人誌本文・チラシ・ペーパー・ポスターで使用する用紙の厚さは0.10mm~0.16mm、同人誌表紙・名刺・ポストカード・大判ポスターの用紙の厚さは約0.20mmです(用紙の銘柄によって前後します)。
「上質紙 70kg」のようにkgで表現する場合があります。これはその紙を788x1,091mmの大きさで1000枚重ねたときの重量で、この重さが紙の厚さ・硬さの目安になります(連量と言います)。本文用の標準紙・コミック紙・小説紙のように、軽いけど厚さのある紙もあります。
用紙名 | 厚さ(連量) |
---|---|
マット表紙 | 150 kg |
光沢表紙 | 170 kg |
標準紙 | 69 kg |
コミック紙 | 59.5 kg |
小説紙 | 69 kg |
コート紙 | 110 kg |
用紙名 | 厚さ(連量) |
---|---|
マット紙 | 175 kg |
光沢紙 | 180 kg |
モデラトーン | 160 kg |
レザック | 175 kg |
ペルーラ | 180 kg |
ミューズコットン | 163 kg |
ストライプ | 170 kg |
ほそおり | 170 kg |
きらびき | 180 kg |
新楮 | 160 kg |
上質紙 | 70 kg |
コート紙 | 110 kg |
※「マット表紙」「光沢表紙」は同人誌表紙用、「マット紙」「光沢紙」は名刺・ポストカード用です。同じ銘柄で少し厚さの違う紙を採用しています。
PP加工(クリアPP・マットPP)

ホワイトポストなので少し光沢あり

光沢が強くなって高級感

光沢をおさえて落ち着いた印象
紙の表面にフィルムを貼りつける加工です。紙を保護するとともに、クリアPPでは光沢が出て高級感がある仕上がりになります。マットPP加工は同じくフィルムを貼りつけて保護しますが、こちらはツヤを消して光沢をおさえ、落ち着いた仕上がりになります。
ページの数え方


- シメケンプリントでは同人誌のページ数は 本文20P+表紙4P(合計24P) のように表記されます。表紙を表1・表2・表3・表4の4Pと数えます。
- 表2・表3は通常のお申し込みでカラー印刷できますので、ご希望の場合は原稿を入稿してください。モノクロ印刷をご希望の場合はモノクロ原稿をご入稿ください。表2表3への印刷が不要の場合はその原稿を入稿する必要はありません(同人誌では表2・表3の印刷を行わないことも多いです)。
- 原稿にページ番号を表記する場合、本文最初をp.1とする方法と本文最初をp.3(表1をp.1、表2をp.2と数える)とする方法があります。どちらでも問題なく、またそれ以外のお好みの方法で大丈夫です。
- 遊び紙はページ数に数えません。
中綴じ製本/くるみ製本


遊び紙


表紙と本文の間に挿入する飾り用の紙を遊び紙といいます。遊び紙に印刷はできません。作品のイメージに合った紙をお選びください。
トレーシングペーパーは半透明で後ろが透けて見える紙です。


ポストカードの裏面(宛名面)印刷
無地・標準フォーマット・入稿原稿(カラー)からご選択いただけます。入稿原稿のモノクロ印刷をご希望の場合は、モノクロ(グレースケール・白黒2値)原稿を入稿するか、入稿時のメッセージでご指定ください。
表面のみに凸凹のある紙(レザックなど)をご利用の場合、どちらを凸凹の面に印刷するか、入稿時のメッセージでご指定ください。指定がない場合は凸凹のない面を宛名面とします。どちらか判別できない場合は入稿時に確認をお願いする場合があります。
角丸加工


印刷物の角を丸くカットして柔らかい印象に仕上げます。角丸の半径は6mm(R6)となります。