本文原稿の作り方
とじしろ(綴じ代)
くるみ製本では本の内側が読みにくくなるため、余白を大きくとる必要があります(「とじしろ(綴じ代)」と言います)。10mm程度の余白でぎりぎり読める程度となりますので、読みやすくするには20mm以上設けることを推奨します。
中綴じ製本の場合では内側まで開くことができるため、とじしろは必要ありません。中央の余白が不自然に感じるかもしれませんので、とじしろの設定はしないことを推奨します。
小説PDFメーカーではとじしろを有効にすると、ページの左右配置に従って余白を大きくします(とじしろが無効でも左右の余白が10mmありますので、必須ではありません)。
ページの左右配置
タイトル・ページ番号やとじしろを設定した場合、ページの左右配置を考える必要があります。
右綴じ(縦書き)製本では本文は左ページから始まりますが、扉ページを加えたり、PDF原稿を結合したりする際、左右が逆になってしまうことがありますので、ご注意ください。
小説PDFメーカーでは左右ページ配置の設定で、左右どちらから開始するか設定することができます。
PDFページ確認ツールでは、ページをめくるような表示でページ構成を確認することができますので、ご活用ください。
小説PDFメーカー
小説原稿(PDF)を作成することができる無料ツールです。テキストから縦書きPDFを作成する機能、挿絵画像の挿入、表紙の作成、奥付の作成を行えます。スマートフォンだけで小説同人誌を完成することが可能です!
本文原稿の作例
次のページ
前のページ