紙原稿(アナログ原稿)をスマートフォンアプリ「フォトスキャン by Google フォト」でスキャンして、データ原稿を作成する方法をご紹介します。
アプリのインストール
「フォトスキャン by Google フォト」をApp Store、Google Play からインストールしてください。このアプリは四隅を撮影して合成することで、撮影時の光の反射や濃淡を除去して、紙原稿を綺麗にデジタル化することができます。
他にも「CamScanner」というスキャンアプリが有名です。有料ですが高機能なので、たくさんスキャンする方は試してみてください(このページでは説明はありません)。
スキャンしてみよう!








「フォトスキャン by Google フォト」はとても優れたアプリですが、印刷用原稿としては白色部分が少しグレーになっていたりするので、色味の調整が必要になります。もちろん、印刷用のサイズへの修正も必要です。
スキャン画像で原稿作成iPhone+原稿リサイズツール編
色味はiPhone標準アプリ「写真」で、サイズはシメケンの原稿リサイズツールで調整して、原稿を完成させましょう。










スキャン画像で原稿作成アイビスペイント+テンプレート編
アイビスペイントと原稿テンプレートで原稿を作成する方法をご紹介します。
先にダウンロードした原稿テンプレートを「写真を読み込み」で開きます。
次にカメラマークをタップして、アルバムから取り込んだ画像を読み込みます。
「線画抽出」が表示されます。キャンセルを押したらカラーのまま配置されます。
「線画抽出」で「OK」を押すとモノクロ原稿を作成できます。グレースケールに変換され、濃淡の微調整ができます。
取り込み画像がテンプレートの上に重なってしまいました。これではテンプレートが見えない…
レイヤーを移動して、取り込み画像をテンプレートの下に移動させましょう。
拡大・縮小してテンプレートに収めましょう。塗り足しに注意!
カラー原稿はフィルターで調整しましょう。ツール選択ウィンドウからフィルターを選択します。
いろんなフィルタがありますが、スキャン画像の調整は「明るさ・コントラスト」が便利です。
今回は明るさ15%、コントラスト5%がよさそうでした。撮影時の状況によるので、数字はいろいろ試してみてください。
編集が完了したらマイギャラリーに戻りましょう。
最後に原稿ファイルとして保存します。対応形式はPNG、JPEG、PSDになります。
完成! とてもいい原稿です。












